ごあいさつ
大学を卒業する前から、小児科医になろうと思っていました。当時、いずれ少子化の時代がやってくることは分かっていましたが、やはり病気の子どもを助けることが自分に与えられた使命と感じ、小児科に身を投じました。
子どもは病気になると、状態が悪くなるのは早いが治るのも早いので、自分の性分に合っていると思います。重症の子どもたちが集まる神奈川県立子ども医療センターで一通り研修した後、大阪府立母子保健総合医療センターで新生児学を専攻しました。人生のスタート地点で助けることができるなら、その子は一生幸せな人生を送れるに違いないと考えたからです。
無論、治療の結果、後遺症が残ったりしたお子さん達もおられますが、そのような子ども達が地域で生活できるようにと、新生児学を学んだのち、現在各地で開業している小児科医と共に手を携えており、そのお手伝いをさせていただいております。
昨今、小児科医の不足が叫ばれておりますが、勤務医も開業医も共に協力して、 難局を乗り越えて欲しいと思います。
院長プロフィール
1954年生まれ 九州大学医学部卒業
- 1978年
- 神奈川県立こども医療センターレジデントにて小児科を研修
- 1980年
- 大阪淀川キリスト教病院小児科勤務
- 1981年
- 米国シカゴ大学小児病院新生児科に留学
- 1982年
- 大阪府立母子保健総合医療センター新生児科勤務
- 1986年
- 同診療主任
- 1986年
- 米国国立衛生研究所(NIH)共同研究員兼任
- 1990年
- 兵庫県三田市にて「エバラこどもクリニック」を開設
- 1996年
- 兵庫県小児科医会理事
- 1997年
- 台湾大地震医療救援
- 2000年
- 日本小児科医会国際部副委員長
- 2002年
- アフガニスタン医療支援NGO「カレーズの会」関西支部代表
- 2014年-2018年
- 日本小児科学会理事
- 2024年
- 日本小児科学会名誉会員
現職
- 難病指定医
- 小児慢性特定疾病指定医
- 三田市民病院 地域連携医
- 済生会兵庫県病院 地域連携医
- 兵庫県こども病院 施設連携利用医
- 岩手医科大学非常勤講師
- 三田市立富士小学校校医
- 三田市立弥生小学校校医
- 認定こども園弥生幼稚園園医
- 保育ネットワークミルク園医
- 子ども療養支援協会諮問委員
- 特定非営利法人Welnetさんだ代表
- 三田市立ひまわり特別支援学校 校医・指導医
- さんだ子ども発達支援センター かるがも園嘱託医
- International Member of American Academy of Pediatrics